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わたしはJミステリーは2時間ドラマを見ていてもつまらないので全然といってよいくらい読まないのだが、新聞に夏休みの推薦本としてミステリー部門ではすでに読み終わったルース・レンデルの「ロウフィールド館の惨劇」と逢坂剛の「百舌の叫ぶ夜」の2冊が載っていたの。
逢坂剛さんは週刊ブックレビューによく出演していて、いつ見ても明るい爽やかな人で好いなあと思っていたので、買って読んでみたの。

紹介文より。
「能登半島の突端にある孤狼岬で発見された記憶喪失の男は、妹と名乗る女によって兄の新谷和彦であると確認された。東京新宿では過激派集団による爆弾事件が発生、倉木尚武警部の妻が巻き添えとなり死亡。
そして豊明興業のテロリストと思われる新谷を尾行していた明星美希部長刑事は…。錯綜した人間関係の中で巻き起こる男たちの宿命の対決。その背後に隠された恐るべき陰謀。迫真のサスペンス長編。」

タイトルからして最初は鳥の百舌かと思っていたのだが、「百舌は奥歯を噛み締めた」とあり、ノンキなわたしはへー鳥の百舌も奥歯を噛み締めるなんてことがあるんだと感心していたら、コレが人間で殺し屋だったのよ。(^.^)

百舌が命を狙っていた筧という男が通りで浮浪者に絡まれていた女性の三人組を助けようと駆け付けた時に爆弾が破裂して筧と一人の女性が死亡する。
殺害された筧は極左「黒い牙」の幹部で、巻き添えになり死亡した女性は本庁公安部の倉木警部の妻だった。

被害者が倉木警部の妻であるために彼は捜査から外されるのだが、裏で事件をいろいろ調べ上げていくうちに豊明興業という会社は裏で汚い仕事を引き受け処理しているヤクザだということが分かる。
同時に豊明興業の経営するパブ・リビエラの店長でありこの爆弾事件を請け負った右翼のテロリストである新谷和彦は突然行方をくらまし、その後記憶喪失の男として現れる…。
新谷のテロの対象が筧だったとすれば、話のつじつまは合う。
だが、これは公安上層部の男の個人的な復讐であると同時に警視総監への道が開かれるために引き起こされた事件であるのだが、次から次へと「えーウソ!ホント?」と驚きの真実が明らかになり、面白いのだが、現在の記述と過去の記述が交差して進むので、あたまのトロイわたしはアレこの男は死んだはずなのにナンデまた出てきたの?と戸惑ってしまうことも数々あり、すんなり読めるという感じじゃなかったわね。
その意味で星★★★3つかな。
でも倉木警部という男はとても魅力的な男で惹かれたわ。
フィリップ・マーロウみたい。
最近読んできた海外ミステリーに登場する男はなんかチャラ男でイマイチだったものね。

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by rampling | 2013-09-28 16:50 |
昨日は木曜古文書会へ行き、そして今日は市の特定健康診査に行き身体測定、血液検査、レントゲンを受けてきました。
レントゲンは問題無しで血液検査の結果は来月薬を貰いに行った時に聞くことにしました。
ショックだったのは(まあ、本当はうすうす気が付いていたのだが)体重が64キロになっていました。(^.^)
63キロがわたしにとっては最適な体重だったのだが。
でも洋服が大体1キロぐらいあるので中身は63キロなのだが。
でも昨年までは洋服を着て63キロだったのだ。
これはやはり1キロ減らさねばなるまいと思う。
でなければ歯止めがきかなくなるぞよ。

録画しておいた「南米3000キロをポンコツ屋台で大縦断」を見たのだが、これは面白かったわね。
アルゼンチン、ボリビア、ペルーの3カ国の世界遺産ルートを暖房が入らないポンコツの軽トラ屋台で走り、ラーメンの売り上げで旅をするというもの。
宿代、食事代、ガソリン代はすべて経費から出し食材は現地で調達する。

旅人は秦野の「なんつう亭」の大将と俳優の宇梶剛士。
「なんつう亭」はHが友人と入ったことがあるのだが、それほどの味でもないよと言っていて、わたしは並んでまで食べるほどのラーメン好きではないので入ったことが無いのだが。ああ、この人が「なんつう亭」の大将なのかと興味を持って見ていたの。

一番ケッサクだったのはウユニ塩湖に向かうシーンで、これが超悪路で屋台のベニアの壁は飛んでしまうし、屋根もはずれそうになるし、終いにはエンジンオイルが漏れてしまい、他の車にけん引してもらう ことになりさすがこれでリタイアかと心配したが、フィルター交換で無事に旅を続けることが出来て良かったのだが。
しかし、マチュピチュという所は行くところ、行くところでお金を要求され、それがまた高くて驚いたわね。わたしは高山病が恐いので行かないが。

でもこの番組楽しかったわ。Hは居なくて、わたし一人で大笑いしながら見ていたの。彼らの苦労もおかまいなく。(^.^)
わたしはこういう男同士の旅番組が大好きでね。
戸井十月さんや、男自転車ふたり旅や再放送される度にまた見ちゃうの。
そして初回の時と同じく感動するの。
テレビ東京さん、こんな楽しい番組またお願いしまっせ。NHKもね。

by rampling | 2013-09-27 15:45 | テレビ番組
昨夜はひどい雨だったのでお墓参りは無理かなあと思っていたのだが、今朝はすっきり晴れたので良かったわ。

帰りはイオンへ寄り買い物をしてきたのだが、入り口で駅弁やらお菓子などを売っていたので昼食に食べようとHは焼鯖寿司をわたしはかにめしを買い、おやつに函館のどらどらと堂島プレミアムかすてらをかってきたのだが、箱を開けてみると、どらどらのどら焼きはあんこがたっぷりで驚いたわ。
これ1個でお腹一杯になりそう。

半沢直樹の最終回を見たのだが、まあこういう結果になるのは致し方ないなあと思ったわ。
組織を守るということはこういうことなのでしょう。
組織はチームワークで成り立つものであり個人的なスタンドプレーなんて意味ないの。
銀行だって商売なんだから、生き残りをかけてそりゃアコギなこともやるわいな。清廉潔白ではやっていけまへん。
しかし、続編があるような終わり方だから、もしかしたらアルのかもね。
今回印象に残ったシーンは近藤の裏切りが分かり竹刀で散々に打ち合った後で近藤に向けた半沢の言葉「生きていくって大変だなあ……。だが、オマエは自力で戻ってきた…」の述懐に生きすれ汚れっちまったオバちゃんもなんかシュンとしてしまったわ。

by rampling | 2013-09-23 16:46 | 映画 ・ドラマ

「夫婦善哉」

NHKの「夫婦善哉」は時々気が向いた時に見ていたんだけど、尾野真千子の蝶子はまあまあだったのだが、森山未来の柳吉がちょっとね…。ボンボンの軽薄さや楽天的な明るさというのかな。気楽さが匂ってこなくて、どこまでも暗くて深刻で見ているのがイヤになってしまったわ。
色気も無いし。
ネチっこい色気のある森繁久弥のを見ていたせいかしらね。
未来クンは若過ぎてまだまだ男じゃないの。
ちゃうちゃうこれは柳吉じゃないでえという感じね。
軽さが無いのね。
わたしは小林薫が好いと思うけどね。独特な目つきで色気もあるし。
のらりくらりとはぐらかす男のズルさやぬけめのなさも、つまりおざなりの優しさがきちんと演じられる気がする。
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そうだ、リリ-・フランキーでも好いかな。
しかし、なんで森山未来くんがキャスティングされたのかしらね。
なんか神経質そうで暗くて深刻さが目立ち、考えてみたら太宰なんかを演じた方がいいんじゃない。

「半沢直樹」もねえ。面白いのだが。
視聴率が30パーセントを超えた。今度は40パーセント超えなるかなんて。
巷ではワイワイやっているようだけど、うるさいわね。
わたしは視聴率なんてカンケイないわ。
面白ければそれでいいのよ。
同じく池井戸潤さんの原作でNHKで放送された「七つの会議」だって内容は負けてはいなかったわよ。
コチラの視聴率はあまりかんばしくなかったのか話題にもならなかったが。
さあ、明日の最終回はどうなるのかしらね。
しかし、この最終回がいちばん難しいのよね。
いかに面白く見ていても最終回でカックンとなる番組ばかりだものね。

by rampling | 2013-09-21 20:40 | 映画 ・ドラマ
わたしは昼間は素足に半袖、ショートパンツなどをはいているのだが、朝晩は肌着をつけ、長袖のTシャツとジーパン、靴下を履き首にはスカーフを巻きひざ掛けをかける例年通りの格好です。
今朝はもうそろそろ電気ストーブを出そうかなと考えていました。
暖房を入れれば良いのだが、ウチは夏はクーラーを入れるが、冬は電気ストーブと石油ストーブを使い暖房は使わないの。
これは結婚した時からずーっと。
なんか暖房は乾燥がひどくて肌がカサカサになりかゆくなってくるのね。
それがイヤなの。

スイカも終わり、ぶどうも終わり…朝の散歩の道すがらぶどう農園で採りたてのぶどうを買っていたのだが、もう終わってしまったの。これがとても美味しくてね。わたしはぶどうが大好きなの。スーパーのはしっかり確かめないとつぶれていたりヘンなのが混じっているのであまり買わないのよ。
今は梨ね。二十世紀や幸水ではなく、これらより一回り大きな梨で名前は分からぬが2、3年前から出回っている(わたしが知ったのは)のが美味しいわ。

ラジオといえば我が家はニッポン放送で朝は 朝食の用意をしながら「高嶋ひでたけのあさラジ」を聴き11時にはお昼を食べながら「テレフォン人生相談 」を聴いて、4時からの「ザ・ボイス そこまで言うか」はタイマー録音をしておいて、お風呂に入る前と出た後に聴きながら顔の手入れをしているの。後はお風呂掃除の時など適当に聴いているのだが。
しかし、ラジオを聴くのはそれだけだったのだが、わたしは知らなかったんだけど、ラジオもいろいろ音楽番組があるのね。

シニア向けの「ラジオ深夜便」は聴いたことがなかったのだが、ここも2時、3時台に音楽コーナーがありさまざまなジャンルの曲を流しているのね。
それでこの時間だけここ数日録音して聴いてるの。なかなか好いわね。
その他FMでもいろいろ洋楽が流れているのね。知らなかったなあ。
今回はとりあえず「とことんまるまる」という毎週火曜日から土曜日午前0時から50分までの放送をどんなものやらとタイマー録音して聴いてみようと思ってセットしておいたわ。
FMもむかしははかま満緒の「日曜喫茶室」を楽しく聴いていたんだけどなあと思って検索してみたら、やだこの番組月1回に変更したがまだやっていたのね。
29日は角野栄子さんや安野光雄さんが出るらしい。
これも録音設定しなくちゃ。

テレビは演歌ばかりでねえ、そうだこの間「ザ少年倶楽部」を見てみたらなんかハマってしまったわ。
はちきれんばかりの若さで。みんなきらきら輝いているの。これじゃ少女たちが夢中になるのも分かるわね。
オバチャンは初めて宝塚の舞台を見たときのような感動だったわ。
それと共に胸をよぎるのは彼らの行く末ね。
ちょっと顔が良くて歌や踊りがうまくて、でもこの人数じゃね。彼らの中で一体何人が生き残っていけるのかなあ。
これから先みなひとりになってどのような人生を歩んでいくのか。
道を間違えず真っ直ぐ生きていってほしいなあと。彼らを見ながらそんなことをえているとなんだかせつなくなってきたわね。

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by rampling | 2013-09-19 16:13 | 音楽

新聞の人生相談。

こちらは昨日、今日と台風の影響で嵐になっているが、今朝新聞の見出しを見て驚いたわ。「秦野の80所帯避難勧告」だって。昨日大椿台団地の住民約80所帯に非難勧告が発令されたとあるの。大椿台団地なんて知らないけど。(^.^)
へー、この秦野でもそんなことがあるんだと驚いたわ。
でもこれからが勝負みたいなので油断はできないわね。

それともう一つ驚いたのは人生相談の記事。
「90代、年下の彼と疎遠」
一人暮らしの90代の女性が3年程前に20歳年下の70代の男性と知り合い、家も近くで彼は1日に2度も家にきてくれて楽しい日々を過ごしていたのだが、今年彼が病気になり3ヶ月ほど入院をしたのだが、入院費が足りないのでお金を貸してほしいと言われ10万円を貸した。
1ヶ月程して生活費が足りないのでまた貸してくれと頼まれた。前のお金も返してもらわなければいけないので、一筆書いてほしい。その書類を息子に渡すと言うと彼はその後一度も来なくなり、電話もかかってこなくなった。
きついことを言ってしまったのか、わたしは彼が好きなので、寂しくて悲しいとのこと。

回答者の樋口恵子さんも自分にはとてもそんな機会は回ってきそうもないので若干の羨望を持って拝読したとあったが、わたしもへー90代になってもこんなトキメキ体験を持つことができるんだと希望を持ったわね。(^.^)
先生の回答は老いてからの恋愛はにはいくつかの心得がある。まずはお金のけじめをつけること。
あなたのお相手は3年もつきあって、病気になってからの借金の申し込みですから、最初からお金目当てではなかったのでしょう。
2度目の借金申し込みの時に、あなたが「一筆書いてほしい。その書類を息子に渡す」は正解だと思う。
金銭がらみのことは、できるだけ第三者に知らせた方が安心である。でもあなたに未練が残るなら、若干のお見舞金を持って訪ねてみたらどうか。わたしも年だからこれくらいしかできない、でも好きとおっしゃって。あとはお相手次第です。
老いてはの恋愛、特に年の差が大きいときの心得は、いつ別れがきても仕方がない、という潔い諦念だと思います。その上で今を楽しむことが大切である。

そうねえ、わたしはお金を借りにきた時点で冷めてしまい、もうその彼とは終わりにするわね。いくら好きだったとしても。
友人でも彼でもお金が絡んできたら、もうオシマイにした方が良いと思う。1万や2万ならまだしも、10万、20万となると付き合っていても、いつもそのことがアタマのどこかで意識され苦痛じゃない。
そんな思いで付き合うのは面倒くさくていやだからさっさと切るわ。

樋口恵子さんの言うとおり、90代で恋愛ができたのだから、それも20歳年下の彼と。いつ別れがきても仕方がない。ゆっくりお湯につかり今まで楽しい日々を有難うと感謝をして諦めることよね。

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by rampling | 2013-09-16 10:51 | 思ったこと

「サンデーモーニング」

わたしは関口宏の「サンデーモーニング」は左巻きばかりできらいなので見ていないのだが、さっき2チャンネルを見るとまたオカシナことをやらかしたらしいので、検索をしてみるとこんな動画がありました。
一体どこの国の放送局よ。イプシロンよりボイジャーの方に力入れちゃって。
おまけにゴミ扱いで。
ほんとこの番組は毎回アタマにくる内容でケシカラン!


by rampling | 2013-09-15 19:16 | テレビ番組

南足柄の酔芙蓉。

今日HはOB会のハイキングで南足柄の酔芙蓉を見に行ってきましたが、ちょっと早かったようでちらほらしか咲いていませんでした。
ネットで調べて見ると酔芙蓉まつりがあるらしく、今年は以下のように開催されるようです。

酔芙蓉まつり
開催期間
  平成25年9月21日(土)~9月29日(日)
  午前10時~午後4時(雨天中止)
開催場所
ふくざわ公園 (千津島1845付近)
酔芙蓉農道
駐車場:まつり会場付近に25台程度の駐車場を用意しています。

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by rampling | 2013-09-14 17:17 | 旅行
今日は朝からぱっとしない天気だったので9時になるとすぐ美容院へ行き髪を短くカットしてきました。伸びていたのでさっぱりしたわ。
帰宅してから去年購入した「ディスコ・チャンピオン」を聴きながら台所を片付けお風呂の掃除をしてました。
ノリノリで気分が高揚し好い感じで出来ました。
気分が悪い時はコレに限るわね。
わたしのお気に入りは「ハロー・ミスター・モンキー」 「ジンギスカン」「ラヴィング・ユー・ベイビー」「愛のコリーダ」 「悲しき願い」ね。

7日に一挙放送された「アガサ・クリスティの奥さまは名探偵~パディントン発4時50分~」と映画「ミス・マープル 夜行特急の殺人」は同じ原作を違う味付けで見せてくれたのだが、それぞれ楽しく見ることが出来たわ。
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面白かったので本棚からジョーン・ヒックマンのパディントン発4時50分を取り出して見たのだが、コレは最初見た時は楽しかったはずなのに、今回見るとなんかつまんなくて眠くなってきたわ。
つまり笑いが無いのよね。独特のクスクス笑いが。
これは淋しいわね。
品格のあるマープルは素敵だが、わたしはどこか憎めない愛嬌のあるマープルの方が好きね。

「名探偵ポワロ エッジウェア卿殺人事件」はポワロ役はピーター・ユスティノフでデヴィッド・スーシェがジャップ警部を演じているのだが、これがポワロとは正反対のガサツな男でね。見ていてイヤになっちゃった。
ピーター・ユスティノフのポワロは好かん。
やはりポワロはデヴィッド・スーシェじゃなくちゃ。
これはつまらなかったわ。なんか背景がコロンボ風じゃなかった。
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ところでBSプレミアムで放送されていたポワロだけど今年は無いのかなあとウィキペディアで調べてみたら、最終シリーズとして『ビッグ4』『死者のあやまち』『ヘラクレスの冒険』『象は忘れない』『カーテンポワロ最後の事件』の製作がスーシェ主演で進められており、放送は2012年から2013年の予定と書いてあるのだが、いつ放送してくれるのかしらね。

そうだ、ドリームオンアイスは宇野昌磨君がすばらしかったわね。安藤美姫ちゃんのボレロも良かったし。羽生君も良かったわ。

by rampling | 2013-09-11 14:13 | 映画 ・ドラマ
オリンピックが東京に決まって良かったわね。
マドリードが優勢だと思っていたが、1回目の投票で落ちちゃうなんて。誰が予想したでしょう。ほんと最後まで分からないものね。

昨日ルース・レンデルの「ロウフィールド館の惨劇」を読み終えました。
読み始めると翻訳が悪いのかそれとも作者の文体がこうなのか、P・D・ジェイムズを読んだときのカクカクした感じの文章に似ていて読みにくく、読んでは止め、思い出しては読みを繰り返していたのだが、我慢して読んでいるうちに気にならなくなってきた。

この惨劇はカヴァディル一家に雇われた読み書きのできない文盲の家政婦であるユーニス・パーチマンときちがい女のジョーン・スミスによって行われたもので、動機は文盲であるユーニスが主人のジェームスから解雇を言い渡された事による恨みからきている。

ユーニスの48歳の誕生日。その日の11時にいきなり電話が鳴る。電話が苦手なユーニスはしぶしぶ電話に出るとそれは主人のジョージからの電話で、彼は祖父が設立した会社の社史をまとめておいたノートを忘れたと言い、表紙に書かれている文字を告げ引き出しに入っているはずのソレを探してこれから向かう運転手に渡してほしいというものだった。

文盲のユーニスにとって一番恐れているのは彼女が文盲であることがバレてしまうことだった。
大切な書類が届かず急いで帰宅したジョージはユーニスを問い詰めるが、彼女は見つからなかったと嘘を言い終いには「そんなこと、あたしの知ったことじゃない」と横柄な態度でジョージに背を向ける。

そんなユーニスの態度に怒り心頭に発した彼は妻のジャクリーンにユーニスのあの非礼や嘘にがまんがならない。出て行ってもらおうと言うが、彼女はああいう人なのよ。お願いだからもう一度チャンスを与えてあげてといなされ一応矛を収める。

それからまもないある日、ユーニスと二人きりで部屋にいた娘のミリンダと談笑中にユーニスは文盲であることを見抜かれてしまう。慌てふためいたユーニスは掴んでいたミリンダの秘密を父親にバラすと脅かすのだが、ミランダは父親に正直に告白して許される。

そしてミリンダはユーニスに脅迫されたことを父親に話す。これを聞いた妻のジャクリーンも憤慨し今回はユーニスに暇を出すことを同意する。

ユーニスはジョージに解雇を言い渡されても泣きもせず、感情を表すことも無くただテレビを見ているだけだった。この先どこへ行こうか、なにをすればよいかなどと明日のことを思い煩うことは無かった。どうにでもなる。

気にすることはただ一つ村人に自分が文盲であるということを知られてしまうということだった。
だから外へも出ずジョーンに会うことも無くひっそり村を出ることを決めていたのだが、なのに突然きちがい女のジョーンがやってきて明日の夜、最後の晩に教会で会う約束をしてしまう。

そして最後の日。その日は日曜日。セント・ヴァレンタイン・デーで、カヴァディル一家は思い思いの姿勢でテレビのオペラ「ドン・ジョヴァンニ」を見ていた。
その時ジャクリーンは新聞の余白にオペラの批評めいたメモを記し、ミリンダは父親にプレゼントされたテープレコーダーに録音しながら見ていた。

そしてこの時ユーニスとジョーンは教会から戻り足音を忍ばせ銃器室をうろうろし、銃を手にふざけていたが、それをキッチンに置き二階のジャクリーンの部屋に入り狼藉を繰り返しまた階下のキッチンに降りてきた。
ジョーンはもっと面白いことをやりたい。これを発射したらあいつら震え上がるわよ。とショットガンを取り上げ弾を込めた。

その時物音に気づいたジョージがやってきた。二人を見て驚き早く銃を置け。さもないと警察を呼ぶぞと怒鳴る。この時ジョーンに先をこされてはならないとジョーンから銃を取り上げユーニスはジョージの頸部めがけて発射した。
こうなったら他の連中も殺さなくちゃと二人は居間に入り弾をこめなおし、顔色も変えず家族を一人一人殺していった。

犯行をやり終えた後、車で去ったジョーンは壁に激突し、集中治療室に運ばれたが、身動きもできず、喋ることも聞くこともなくそのままだった。

ユーニスは何事もなかったように手に触れた物の指紋を拭き、銃も綺麗にし納得がいくまで時間をかけて現場の始末をし、警察に電話をした。

訪れた刑事に犯行が行われた時間には友人の所へ出かけておりましたと自分のアリバイをスラスラ答え信用させ、刑事が捜査している間、なにくわぬ顔をして刑事らを接待しながら彼女の頭を占めている問題はまだ受け取っていない未払いの給金の心配だった。

結局はジャクリーンのオペラの批評めいたメモと犯行の様子がすべて録音されていたミリンダのテープレコーダーが見つかりユーニスは逮捕されてしまうのだが。

うーん。この事件はユーニスが文盲であったために引き起こされた事件というより、出会ってしまったのがきちがい女のジョーンだったということがモンダイだったのではと思うけどね。

事件の起こる前日ユーニスは黙ってこの村を去ろうと決めていたのだから。
確かに文盲であることは理解力の不足はあるが、それが即殺人につながるとは思わない。
つまり悪魔のささやきがなければ。
ジョーンにそそのかされ、しまいにはその気になりやってしまった。ということでしょう。

これを読んでいてこれは映画化されれば面白いなあと思ったわ。
大柄で骨太の残忍で陰気な眼をもった石のような女のユーニス・パーチマンはキャシー・ベイツかな。
鳥ガラ女のジョーンは誰かしら。

最初は読みにくかったが、ユーニスとジョーンの二人の強烈なキャラクターのおかげで退屈することなく、最後まで興味を持って読めました。星★★★★4つ。

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ステッチはここまで出来ました。
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by rampling | 2013-09-08 13:44 |

わたしの思ったこと、感じたこと、観たドラマのことなどなど。


by rampling