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これはスコットランドの女王メアリー・スチュワートの波乱に満ちた生涯を描いたもの。

この人はメアリーという同じ名のためにメアリー1世(Bloody Mary血まみれメアリー)とよく間違えられるのだが、これは違うのよ。

わたしはイギリス史の中でもヘンリー7世から始まりエリザベス1世で幕を閉じるチューダー朝に一番興味があるのでこの本を選んだの。

内容としてはイングランドのフォザリンゲイ城で幽閉中のメアリーがスコットランドにいる息子のジェームス6世に宛てた手紙の中で母の人生と夫でありジェームスの父親であるダンリー殺害に対しての無実を切々と訴える内容になっている。

だが、結局メアリーは夫のダンリー殺害とエリザベスへの反逆罪で断頭台の露として消えることになる。

この本ではボスウエルは善人として描かれているが、わたしが他の本で読んだボスウエルはマレー伯と共謀してダンリーを殺害し、その罪をメアリーに着せ、その上今度はマレー伯を裏切り、メアリーと結婚をして、彼女をさんざん利用した揚句、自分が危うくなるとメアリーを捨てて自分だけさっさとデンマークに逃げた悪党と記憶しているんだけどね。

あくまでもメアリーの女心がそれを認めたくないのかしら。

エリザベスへの反逆罪(バビントン事件)も仕組んだのはエリザベスの側近のウオルシンガムとバーリー卿(ウィリアム・セシル)でメアリーはカソリックとプロテスタントの宗教対立に巻き込まれただけで、処刑に関してもエリザベスは迷いに迷って積極的には決断を下していないのね。

なんというかね、いつの時代にもこういう歴史の波に埋もれ消えていった人間は数知れず。

無念な思いが伝わってきて、なんとも気の毒な思いがするね。


by rampling | 2005-10-30 17:11 |

最終回の内容をちょっと。

針治療や薬ではもう手の施しようもなく、外科手術をするしか助かる見込みはないとチャングムは必死に王を説得するのだが、王はためらい、やがて崩御してしまう。

だが王は最後の最後に粋な計らいを見せ、ジョンホとチャングムは今度こそ結ばれ夫婦となる。

二人は一女を儲け逃亡生活を送っていたが皇后の計らいで名誉の回復も叶う。

皇后からは、このまま宮廷にとどまり医術を施すことを求められるが、チャングムは多くの民人に医術を尽くしたいと村へ戻る意思を伝え認められる。

村へ戻る途中で、母子共に危険な状態にある妊婦と会い禁断の外科手術を施し成功する。

しかし、毎回ハラハラどきどきのドラマ展開で、一話終わるやすぐ次回作が待ち遠しくなる面白いドラマだったわ。NHKさん、有難うね。

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ところで民放でこのところ興味をもって見ているドラマは《熟年離婚》なんだけど、これも同世代の人間としてはなかなか面白いね。

今のところご主人がコテンパンにやられっぱなしだけど、これからはどのように展開していくのか楽しみだわ。



by rampling | 2005-10-28 12:17 | 映画 ・ドラマ

今日は公民館での

『トールペイント教室 ウエルカムプレートを作ろう』へ行って来た。
持参したのはパレット、筆洗い容器、ぼろタオル、筆記用具。
それに材料費として1300円。
絵の具や筆は貸してくれた。

図案のトレースから始まり、彩色、そして最後にニスを塗る。
筆運びがなかなか思うようにいかず難しいね。

作品の裏に今日の日付を記念に書き込み完成。
わたしはトールペイントは初体験だったが、先生方が手取り足取りとても親切に教えてくれたので、それなりに好くできたと思う。

わたしは両目が飛蚊症になり、ここのところステッチは止めているのだが、トールペイントはさほど目を酷使することもないだろうからやってみようかな。
でも基礎が何にも分かっていないからね。少し勉強してからかな。



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by rampling | 2005-10-25 15:24 | 思ったこと

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過去300年の間カンタベリーの館に住み、住民を驚かし震え上がらせてきたゴーストのサイモン卿。

それがアメリカ人一家が越してきてからは調子が狂ってしまった。

手を替え、品を替え一家を驚かせようとするのだが、反対にイタズラ好きの双子の兄弟にやられっぱなしで、ことごとく失敗し戦意を消失してしまう。

長女のヴァージニアは、ある日窓辺でションボリしているサイモン卿を見てしまう。
そしていろいろ話しているうちにサイモン卿の悩みを打ち明けられる。

300年の間我が魂は館にさまよい眠れなくて苦しんでいる。
早く死の園に行き、ゆっくり眠り、平和で静かな日々を過ごしたい。

愛はいつも君の側にあり、愛は死よりも強い、君なら死の園への扉を開けることができると説得されてサイモン卿を永遠の眠りを約束する死の園へおくり届けるという内容。

サイモン卿の嘆きが伝わってくるこの文章が好いの。

Death could be so beautiful. To lie quietly under the ground, with the grass above moving slowly in the wind, and everything silent...
To have no yesterday, and no tomorrow. To forget time,
to have peace, and to be still for ever.

前半は滑稽で後半はしっとりとした情感のただよう締めくくりで好い本だと思う。
by rampling | 2005-10-24 12:14 |

仕事とはいえ、なにも休日の土曜日から行くことはないでしょうに。
ウチは子供も無く夫婦二人っきりの家族。

ウイークデイはわたし一人で、土、日はやっと自分以外の人間の気配を感じられる大切な日。それなのに。まーったく。わたしは不満なのダ!

気を取り直してクロちゃんのことを少し。
我が家に2ヶ月前から黒猫のノラちゃんが来ている。
ウチのミミちゃんを追いかけてきて、猫のために少し開けていた2階の窓から入ってきたのが最初。

これがミイラのように瘠せてガラガラの猫でね。これじゃ死んでしまうわと思ってクロちゃんと名づけてご飯をあげていたのだが。これが甘ったれのウルサイ猫でね。

普通のノラちゃんはご飯を食べにくるだけで、食べたらすぐに、じゃ、またねと自分のねぐらに帰るのだが、このクロちゃんはご飯を食べてもすぐには帰らずに、ウチの庭でゴロゴロ寝っころがってはニャーニャーとゴキゲンなの。

するとサクラとチャーはウチの庭でナニをするんじゃ!と面白くないので威嚇をするわけ。その度にわたしとHが仲裁に入り、忙しいの。

それに家を留守にする時はご飯をどうしようかとか、喧嘩したら困るなとか心配でね。
それにこれからは寒くなるでしょう。毎日何処で寝ているのか知らないんだけど。
もし、ウチで過ごすようになれば寝床も考えてやらなくちゃならないし。

他の猫に邪魔をされないで雨、風が当たらない場所はどこかななんて考えてるとアタマが痛いの。

サクラとチャーが受け入れてくれるのならウチの猫にしちゃうんだけどね。それがなかなか難しいというか。無理矢理に家に入れて、ウチの猫が家出しちゃったら元も子もないしねー。

これは経験済みなの。チャーがきた時は面白くないとサクラが家出して、ミミがきたら今度はサクラが意地悪して、たまりかねたミミが家出しちゃって。

ま、幸いに2匹とも1週間で戻ってきたから良かったけど。ホント心配しちゃって1週間眠れなかった。もう二度とあんな経験はしたくないしね。

情をかけたのがアダとなり複雑な心境のわたしなのである。
人間もそうだけどへたに情をかけるとぐぐーっと寄りかかれてしまうから難しいねー。

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by rampling | 2005-10-22 10:01 | 思ったこと

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これはアガサ・クリスティーの自伝というよりは、彼女の生涯のいくつかのエピソードをかいつまんで説明したもの。

ミステリー作家になるまでの経緯。
ポワロの誕生秘話。
謎の失踪事件。

プライベートな私生活についての記載もある。
夫となったアーチポルド・クリスティーとのなれそめから破局まで。
そしてマックス・マローワンとの再婚。

わたしはポワロとマープルが好きでDVDboxを揃えたファンなのだが、肝心のクリスティーについての知識はまったくといっていい程無かった。

この本を読んでクリスティーの人間像とまではいかないが、ほんの輪郭だけは知ることができた。
by rampling | 2005-10-19 15:34 |

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わたしはオースティンが大好きなので、ペンギンリーダーでコレを見つけた時は嬉しかった。

本の内容をちょっとだけ。
若き日に互いに愛し合い結婚を誓った相手のウェントワースなのだが、ヒロインのアンは結婚を危ぶむ回りの大人の意見に説得されて彼との婚約を断念する。
傷心のウェントワースは去り、そして8年の歳月が流れやがて二人は再会する。

さて後は自分で読んでみてちょうだい。
女の子ならばオースティンは絶対に気にいるはず。

殿方には多分「ケッ!」の感想を持つ人が多いかもね。
センテンスさんの日記の《風と共に去りぬ》や《マイ・フェア・レデイ》の感想を読んでみるとケチョンケチョンにけなされているもの。
男どもには分からぬ女心なのよ。イヒヒ。ま、そこのところはお手やわらかに。

オースティンの代表作は《Pride&Prejudice》(高慢と偏見)なのだが、他にこの《Persuasion》(説得)その他《Sense&Sensibility》(知性と感性)《Emma》(エマ)
《Mansfield Park》(マンスフィールドパーク)等が有名だが、皆それぞれに好いと思う。

映像ではわたしは先にBBC Classic Dramaシリーズのビデオを揃えたのだが、ビデオの(知性と感性) と(エマ)はDVDとは出演者が違うが、内容的にはこちらの方がわたしは好いと思う。
後になって同じ作品のDVDを揃えたのだが、美術的にはこちらの方が好いかな。

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しかしPersuasionはビデオしかないのが不思議ね。それも英語版だけ。
わたし71年度版のと96年度版のを二つ持っているの。
これはちょっと自慢。

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オースティンのこれらの作品はBSでも放映されたので、すでに見ている方もおありでしょうが、未体験の方は、ま、本を読むのも良し、映像で楽しむのも良し。一度体験してみてくださいな。
by rampling | 2005-10-17 12:11 |

5冊で100円とある。
うーん、これは安いとHは16冊。わたしはパトリシア・コーンウエルの《検視官》《スズメバチの巣》小川洋子の《妊娠カレンダー》唯川恵の《めまい》の4冊を買ってきた。

もっとゆっくり見ていきたかったがHがグズグズ言うとウルサイので早々に引き上げる。

駐車場にもどると体育館の裏手にチラっとお相撲さんの姿が見えた。
そうだ今日は秦野相撲の行われる日だったのだ。

どれどれと近づいていくとオオっと土佐ノ海がいるではないの。

早速カメラを向けるとVサインをしてくれたのだが、ちょっとタイミングを外しちゃったので「もう一度お願いします」と頼んだが「恥ずかしいからイヤ」とやんわり断られた。
残念やなー。

でも可愛かったから今度から応援するね。頑張って。

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by rampling | 2005-10-15 13:34 |

《MATILDA》読了。

わたし、コレ前に映画で見てるね。
最初に出てくる家族の写真でアレって思ったんだけど、ミストランチブルの写真を見て納得。
この姿かたちはインパクトが強すぎて忘れられないものね。

しかし、トランチブルの豪腕な迫力は映画の方が一目瞭然で活字ではリアルに伝わってこないね。

娘の才能になんて目もくれず、金儲けしかアタマにない俗物一家に生まれたマチルダも不運だが、ある日突然望み通りにモノを動かす不思議な能力を身につけてしまってからの逆転劇は胸がすくね。

さて、マチルダは7900語で、これで総語数は38235語。

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by rampling | 2005-10-13 06:57 |

庭のダリアが咲いてくれました。

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朝、一番乗りで美容院に行きカットをしてきた。

寒かったのでマフラーをしていったが、帰る頃には晴れてきて、おまけに帰りは上りなので自転車をうんうんこいで暑かったわ。

その後は気分がいいので咲き終わった萩やそこいら辺の木々の枝をバチバチ切ってやる。
きれいになってスッキリしたわ。

おっと、待てよ。またHに叱られないかしら。エエーイ、切っちまったものはしょうがない。
許してタモレ。

柿の葉の散らばったのも片付けたが今年の柿は少ないね。
昨年は豊作だったのでしょうがないでしょう。来年に期待してっと。

そうこうしているうちにアマゾンから本が届く。

今回注文したのは12冊。

The Twits (Puffin Novels) - Roald Dahl

George's Marvelous Medicine (Puffin Novels) - Roald Dahl

Fantastic Mr. Fox (Puffin Novels) - Roald Dahl

Agatha Christie: Woman of Mystery, Level 2
(Oxford Bookworms Library) - John Escott

The Oxford Bookworms Library Stage 2: 700 Headwords:
"The Canterville Ghost" - Oscar Wilde

The Death of Karen Silkwood (Oxford Bookworms Library)
- Joyce Hannam

The Love of a King (The Love of a King) - Peter Dainty

The Oxford Bookworms Library: Stage 3: 1000 Headwords:
the Bronte Story (Oxford Bookworms Library: Stage 3) -
Tim Vicary

Persuasion (Penguin Readers: Level 2 S.) - Jane Austen

My Fair Lady (Penguin Readers: Level 3 S.) - Alan J. Lerner

The Prince and the Pauper (Penguin Readers, Level 2)
- Mark Twain

Gentlemen Prefer Blondes: Level 2
(Penguin Reading Lab, Level 2) - Anita Loos

そのほかにユースドで1冊。
Mary Queen of Scots (Oxford Bookworms Library)

さー、どんどん読もうね。
by rampling | 2005-10-12 15:15 | 思ったこと