カテゴリ:本( 90 )

今日は寒かったわね。ブルブルよ。
昨日、今日とHは友人達と飛騨高山へ旅行に行き留守だったので、これ幸いと最低限の家事をこなし、後はタランコしていました。
先ほど帰宅しましたが、向こうも寒かったようです。
寒がりのわたしは冬は冬眠です。

レオ・ブルースの「ハイキャッスル屋敷の死」を読み終えました。
星3つ。★★★。

キャロラスが事件に首を突っ込むことを異常に警戒しているゴリンジャー校長から珍しく捜査の依頼を受けたキャロラス。

校長が言うには、学生時代から交流のある、ロード・ペンジから手紙が届いた。彼の命を脅かす匿名の手紙が多数届き、悩んでいる。
警察を呼んだが、単なる偏執狂からだろう。こんな者はどこにでもいる。と真剣には考えていないようだ。

校長は彼と会った時にキャロラスが解決した事件のことを吹聴したらしい。
キャロラスは死体が出ない限り自分には興味のない事件だと断るのだが、その後死体が出て、しぶしぶ協力するハメになる。

この時の二人の会話が可笑しくて笑ってしまったのだが。

「いつかのあの件だが…ロード・ペンジの…実に恐ろしい事件が起きた…」「とうとうやられたのですか」キャロラスは穏やかに尋ねた。「いやいや。ありがたいことに、そうじゃないー少なくともまだ。そう、幸いにも秘書が間違えられたのだ。実はロード・ペンジのオーヴァーコートを着ていた。

射殺されたのだよ、ディーン君、射殺だ!死んだんだ!しかもまさにハイキャッスル屋敷の敷地内で!」「"幸いにも"というようなことをおっしゃいましたか、校長?」「わたしはーその、この状況で相対的な意味で言ったのだ。

国家はロード・ペンジのような器量の持ち主を失うわけにはいかない。もちろん、秘書のことは悲劇的だ。実に有用な人物だったと思う。しかし、射殺されたのがロード・ペンジだったとしたら、どう感じるか想像したまえ」「ええ。想像はできますよ。」キャロラスは言った。ゴリンジャー氏は皮肉に気づかなかった。

最初の部分で、真のターゲットはロード・ペンジではなく、秘書のラチェットだと見当がついたのだが。
いつ自分が殺されるかもしれないのに、当の本人ロード・ペンジは泰然自若の構えでと疑問を抱いて。

しかし、読んでいてページ数の半分ぐらいまでがハイキャッスル屋敷の当主や家族や使用人や近所の人々への根掘り葉掘りの聞き込みが続き、アレコレ情報過多で思考がまとまらず、物語もなかなか展開していかないので、イライラしちゃって、終いには訳が分からなくなっちゃった。

それが半分過ぎてからキャロラスは犯人の確定はできていると、いきなり行動を起こし、解明していくのだが。
自分だけで了解しているんじゃなくて、もう少し読者にもヒントを与えてくれなくちゃ。推理できないじゃん。
という訳で星3つの評価。

でもプっ!と笑わせるところが結構あり、やはりレオ・ブルースは好きね。
それとカーカー夫人の名を目にする度にカラスを連想し、どうしてもニンマリしちゃったわ。(^^)

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by rampling | 2018-01-30 21:03 |

星3つ★★★かな。

武器商人の親分の弟を殺してしまい首に賞金をかけられ、追われる身になってしまった女スパイのレディング。

シンフルで遺産を相続するボスの姪になりすまし、そこで静かに隠遁生活を送ることを約束させられる。

ところが、シンフルに到着したその日に遺産を残した大叔母マージの飼い犬ボーンズが家の前を流れる川バイユーから骨を拾ってくる。

これは町の嫌われ者のハーヴィの骨だった。
彼は5年ほど前、なんの痕跡も残さず姿を消していた。
でも誰も気にかけなかった。
ハーヴィは敵は山ほどいるが、味方はひとりもいなかった。
ほとんどの人間は彼がいなくなったことを喜んでいた。

自閉症の弟を面倒みるために長年この人でなしと暮らしてきたマリー。
彼女はやっと自由になれた。

だが、骨が見つかったことで、犯人はマリーであるとみんな思っていた。
だが、たとえ犯人が妻のマリーだったとしても。彼女を責める人は誰もいなかった。
ハーヴイは殺されて当然の男で誰もマリーに罪を償ってほしいとは思っていなかった。

そんな中マリー本人が失踪してしまう。

そして、レディングはボスからあれほど目立つな!と念を押されたにも拘わらず、不本意ながらも事件に関わるハメになってしまう。

読んでいて、AXNミステリーで放送された「お葬式から事件は始まる」を思い出してしまったわ。
それと「奥様は取り扱い注意」
これもドラマ化されるといいんじゃないかな。

読後感は軽くて爽やか、あっさりして、心残りが無いの。
こういうミステリーも好いが、わたしにはちょっと物足りない感じかな。
もちっと奥行きが欲しい。

でも、レディングの頭をよぎるつぶやきというか、独り言は可笑しくて噴出してしまったわね。

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by rampling | 2018-01-14 20:27 |

う~ん。星4つかな。★★★★。

パブリック・スクールで歴史を教えているキャロラスのところへ、校長婦人の紹介でやって来たチョーク婦人。

彼女曰く「長年国を離れ、このほどブラジルから帰国し、引っ越したというグロース・コテイジに住む従妹夫妻の家を訪ねてみると従妹のアンの姿は見えず、夫のラスボーンは荷造りの最中で、アンは出て行ったという。そんなはずが無い。アンは衝動的に何かをする人間ではない。きっとアンはこの男に殺されたに違いない」と訴える。

なぜそう考えるのか、詳しく聞くとグロース・コテイジからの帰り道に近くのタニーズ・ホールトという駅で電車を待っている間に立ち寄ったコテイジで耳にしたラスボーン夫妻のアンについての印象が、自分がかつて目にしたアンの姿とは著しく異なっていた。

お茶を出してくれた女性は、ラスボーン夫妻はできるだけ村に来ないようにしていた。
何度もでかけるところは見たが、村に立ち寄ることは一度もなかった。
郵便配達夫が彼女に語ったところによると、夫人はとても背が高かったという。女が急に背が伸びるなんてことはない。

あの村でラスボーンが暮らしている女はわたしの従妹ではない。
そしてラスボーンは家財道具を残したままわたしが訪ねた翌日に姿を消した。

キャロラスが一人の失踪したラスボーン夫人をみつけようと捜査を始めると、引っ越した村々で語られるラスボーン夫人の印象は見事に異なり、夫人は三人もいることが分かる。
そして彼女らはアンと同じく失踪していた。

ボルダートンに居た時の夫人は小柄で痩せた虚弱な婦人で、物静かで悲しそうに見えた。

ヘイスティングスの夫人は、ずんぐり、ぽっちゃり、陽気、とても社交的で愛想が良い。ピアノに向かって下品な歌を歌い、土を過ごしてお酒を飲み、夫の鼻先で巡回セールスマンと関係を結び出て行った。

ブルーフィールドの夫人は長身で、いつも笑顔を絶やさず、女丈夫みたい、眼鏡や時代遅れな服装、大女、背が高くて、大柄、変な人、いつも笑みを浮かべ、陽気な表情、素晴らしい健康状態で、いつも歯を見せて笑っていた。

やがて、ボルダートンで庭に埋められたラスボーンの最初の妻アンの頭骸骨が発見された。

じゃ、第二夫人も第三夫人も殺されているのか。
怠け者で働くことが嫌いなラスボーンは彼女らを殺し、財産を奪ったのだろうか。

さては連続殺人かとつかみはokだったのだが、それは殺人事件ではなかった。
次々と明かされる衝撃的な事実。
ラスボーンはひとりも殺しちゃいなかった。

ラストはアレヨアレヨという展開で、アタマがこんがらがって
ババちゃん疲れちゃった。
しかしこういうラストは想像できなかったわね。

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by rampling | 2018-01-08 09:14 |

「診療所の共同経営者、ヘンダーソンが不慮の死を遂げて二カ月が経った。医師のアラン・カーターは、その死が過失によるものではなく、何者かが仕組んで事故にみせかけた可能性を市長のハケットから指摘される。もし他殺であるならば、かなり緻密に練られた犯行と思われた。

ヘンダーソンに恨みや嫌悪を抱く者は少なくなかったが、機会と動機を兼ね備えた者は自ずと限られてくる。未亡人ともども最有力の容疑者と目されたアランは、ヘンダーソンの死の状況を明らかにしようと独自の捜査を始める。」

いつもなら就寝前の1時間か1時間半の読書タイムで1冊読み終えるのは大体1週間ぐらいかかるのだが、今回は12日に届いてから3日で読み終えました。

ディヴァインはす~っと物語の中に入っていけるひっかかりの無い素直な文体なのでグングン読み進めていけるのよね。

しかし、今回は登場人物たちのもっともらしい語りに誘導され、まんまとダマされ読み終わった後は「なんだ~」とその単純さに、なんか気が抜けてしまったわね。
そのせいか、う~ん。星★★★かな。

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「そして医師も死す」
しかし、そもそもこのタイトルにある医師というのは誰のことなのかと考えちゃってね。
ここに登場する医師は3人で、殺されたヘンダーソン医師を除いて残る医師はアランとアランの部下のキャンドレスの2人。

「も」というのはすでに誰かが死んでいて医師も死んだということでしょう。
ココで死んだのはヘンダーソン医師と幼児性愛の相手であるディヴィッド・ケネデイだけである。
アランとキャンドレスは死んではいない。

医者の機能を失うことを死となぞらえたのなら、アランのことか。
でも彼は左の手の指2本を失ったが、右手さえ完全ならば、不自由だが、医業にはさほど差し支えがないような気がするが。

最初は、犯人の狙いは医師ではなく、計画が狂いはずみで医師を殺すハメになったということで。
「そして医師も」なのね。とわたしは勝手に解釈したのだが。

それとも単純に幼児性愛の相手で殺害現場を目撃したディヴィッド・ケネデイが死にそしてヘンダーソン医師も死んだということなのかしら。
でも先にヘンダーソン医師が死んでいるんだからね。
これもヘン。
分かんないなあ。

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ところで昨夜電話がありHは携帯を無くしたらしいの。
買ってまだ何ヶ月なのよ。
まったくねえ。
財布を道に落としたり、バスの中に忘れたり、この間も碁会所から戻りご飯を食べた後に財布が無いと騒ぎアチコチ探し回り、わたしが帰宅してからの動線を辿ってみたらと言うとトイレに落ちていたのよ。

とにかく彼は落ち着きがないというか。
今回も行く前にはマスクを付けていて、出かけた後見るとオコタの上にマスクが載っていたり。
わたしが傍にいる時は必ず「アレ持った?コレ持った?」と確認するのだが、昨日は友人が迎えにきたので、そのヒマが無かったのよ。

AUに連絡したら他人に使用されてしまったりするから、お客様相談センターにすぐ連絡しなさい、もしかしたら場所も特定できるかもしれないからと言われ、その旨をHに連絡したのだが、先ほどHから電話がきて「全然つながらないから明日するよ」だって。
ノンキなヤツである。
そしてまだマージャンなんかして遊んでいるのよ。
まったく危機感の無いヤツで。呆れてしまうわ。

と書いていたらヤツは今帰宅しました。(^.^)
そしていろいろ探したら、なんと背負っていったリュックじゃなくて、卓球のリュックに入っていたの。
それもマナーモードにして。
だからわたしがかけても音楽が鳴らなかったのよ。
しかし、ナニを勘違いしたのかしらね。
多分いつも卓球をしてからマージャンをするので、最初は卓球のリュックで行こうと考えたが、それが気分が変わって別のリュックにしたのかしらね。
でもあって良かったわ。
神さまに感謝。


by rampling | 2015-03-14 21:23 |

D・M・ディヴァイン。

さっき世界Jrフィギュア選手権を見ていたのだが、フリーではジャンプミスがあったが、やはり昌磨君の演技は素晴らしいわね。
実はJrフィギュア選手権を見たくて3月もJスポーツ4をオプション追加しようかなと思ったんだけど世界フィギュア選手権は4月に放送され、同時にJrフィギュア選手権も見られるので4月に追加をして見るつもりなの。

夕刊の「新刊立ち読み」を読んでいたらなんとD・M・ディヴァインの名が、おっとこれは読まなくちゃと早々アマゾンで注文してしまいました。
「そして医師も死す」これは彼の2作目みたいね。
でもね、前作の「跡形なく沈む」も飛びついたが感想はイマイチだと書いたじゃない。
だからちょっと不安なの。面白いといいけどなあ。
わたしは「三本の緑の小壜」と「五番目のコード」が好きね。

おそまきながら我が家の梅ちゃんをご紹介。
昨年はまったくダメだったのだが、今年は綺麗に咲いてくれました。

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by rampling | 2015-03-09 17:18 |

この間市の特定健康診査の結果を聞きに病院へ行ってきたのだが、中性脂肪が186、血糖値は108でこの2点がペケでしたが、わたしは毎回朝食を済ましてから行くので、数値が上がるのは当たり前のことで、問題ナイということです。

わたしが起床するのは4時半でしょう。
あ~た、いくらなんでも病院へ行くまでにお腹ペコペコになるでしょう。
でも役所の方はデーターが命なのでまたチェックがつくのでしょうね。

この間初めてオークションに参加しました。
古文書会は毎回証文類や手形ばかりの勉強で、なんだか飽きてしまい、むかしから好きな更級や源氏なんかを原文で読んでみたいなあと思い探してみたらこれがあったの。

更級日記その他7冊を5千円で落札して、お金を振り込んだのだが、長野から17日に発送したとの連絡があったのだが、首を長くして待っているのだが、まだ届かないの。

今まで全然気が付かなかったのだが、わたしの持っている学研1979年版の現代語訳円地文子源氏物語のケース・カバーの裏に鈴虫詞書が載っていたの。
オオと思い早速やってみたの。

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すずむし。
「十五夜農遊ふくれ二、佛の於万へ二宮於盤して、八しち可久な可め堂万ひつつ念誦し堂万婦。
わ可きあ万支ミ多ち二三人盤那多て万従るとて、奈ら須安可つ支の於と、ミ従のけ者ひな止    、佐万可ハ里多るいと那ミに、曽   あ部類、いとあ者禮奈」

ハイ。見えるのはこれまで。
空欄は字が薄れていて読めないの。

十五夜の夕暮に、仏の御前に宮おはして、端近く眺めたまひつつ念誦したまふ。
若き尼君たち二、三人、花奉るとて鳴らす閼伽坏の音、水のけはひなど聞こゆる、さま変はりたるいとなみに、そそきあへる、いとあはれなるにとつづくらしい。

現代語訳。
八月十五夜の夕暮に、宮は御仏の前におすわりになって、端近く、もの思いに沈みがちに念仏読経していらっしゃる。
若い尼君たちが二、三人、仏に花をお供えするというので、閼伽坏の鳴る音、水の音などが聞こえてくる。そんなこれまでとは様子の変わったお勤めに一同精を出していることにも、しみじみと哀愁を覚える。

Hは今日は卓球の忘年会でお出かけ。
古文書会は新年会しかないので来年なの。
大掃除もとっくに済んで、年賀状も出したし、御節も蟹も頼んだし。後は年末にその他の買い物を済まし、もういくつ寝るとお正月♪の気分よ。

その前にクリスマスのケーキを食べなくちゃね。
ケーキはムースは嫌いなのでフルーツケーキにしたの。
まだ食べないわよ。
冷凍なので、イヴの朝に出して夜に食べるの。
待ち遠しいわね。(^.^)

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追記。
ブログをアップしたすぐ後に待ちに待った更級日記その他7冊が届きました。
「更級日記」の他、貫之の「土佐日記」、阿仏尼の「十六夜日記」もありました。
後は源光行の「海道記」、「南海流浪記」、土御門 通親の「高倉院厳島御幸記」源 親行の「東関紀行」、二条良基の「小島のくちすさみ」です。
さあ、これらをすべて読了するのは一体何年かかるでしょう。
読んでつまんないのは横に置いといて、まあ、とにかくぼちぼち読んでいきまひょう。

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「更級日記」
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「土佐日記」
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「十六夜日記」
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by rampling | 2014-12-20 19:24 |

面白かったわ。
★★★★星4つ。

ここには金の魔力に取り付かれた3人の人間が登場する。
ひとりはお金で人の心までも買えると思っている傲慢で支配欲の強い富豪の老人。
もうひとりは労することなくその財産のおこぼれに預かろうとする若い女。
そして女が手にしたソレを根こそぎ取り上げようとする男。

貧乏と孤独な自分の生活に不満をもちながら生活の為に翻訳の仕事を細々続けていたドイツ人女性ヒルデガルド。
彼女の唯一の楽しみは自分に幸運をもたらすやも知れぬ新聞の求縁広告を見ることだった。
何年もの間、彼女は毎週欠かさず、これを見続け待っていた。
対象になる相手の男はただ一人。資産家の男だった。

とうとう待ちに待った男が現れた。
彼女が見つけたのは「当方莫大な資産あり、良縁求む。なるべくハンブルク出身の未婚の方で家族係累無く」というものだった。
だがコレが彼女を絶望のどん底に突き落とす巧妙な罠の始まりで、後々男が広告に出した条件のもつ意味がはっきりしてくる。

しかしねえ、単に欲が深く軽率だったというだけでこのような結末を背負い込むことになるなんてねえ。
まあ、自分が選択した結果だからしょうがないが。
しかし計画を持ち込んだ、このアントン・コルフという男はどこまでも計算づくのゾっとするような冷血な男ね。

一時は身をまかせても良いと思い信じた男は「なぜわたしを信じたのか。わたしは世界で最大の財産のひとつをお皿に持ってさしあげようと申し出た。そしてあなたはよく考えもせず。満面に笑みをたたえ、大きなお菓子に飛びついた。その下には鼠取りがしかけてあったのに。」と眉一つ動かさず平然と言ってのける。

金の為ならば人の一人や二人殺してもへとも思わぬ男。
この男に比べればヒルデガルドの方がまだ人間らしいわ。

でもまあ、財産を横取りしたこのアントン・コルフという男ももう老人であるし、彼が望む女は若く美しい同伴者ということなので、やがて資産家の老人と同じ運命を辿るんじゃないの。
先が楽しみね。(^_-)-☆

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by rampling | 2014-10-12 13:45 |

花子とアン。

NHKラジオ第2の朗読「赤毛のアン」が終わってしまったが、テレビでは「花子とアン」が始まり今のところわたしは毎日楽しんで見ています。
花子の子役の子がなんとも可愛いわね。

内容は村岡花子さんのお孫さんの恵理さんの書いた「アンのゆりかご 村岡花子の生涯」を2008年に買い、すでに読んでいるのでドラマと見比べるのも楽しいわね。

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お正月に読もうと思って買ったのだが、まだ読んでいなかったケイシー・ヒルの「タブー」を読み終えました。
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カリフォルニアでの腕を買われダブリンのアイルランド警察科学捜査部GFUの主任に抜擢されたライリー。
幼いころに毎日のように聞かされた父親の祖国であるアイルランドの魅力的なハナシの数々。
だが赴任したライリーが見たダブリンはまったく違っていた。
3ヶ月に一件ほどの殺人事件しか起こらなかったこの国の治安は着実に悪化しているようだった。
彼女が赴任してから続けさまに4件の事件が起こる。
そして4つのすべての事件に共通点があった。
犯人は被害者全員にやりたくないことを強要することに喜びを感じ、殺すだけじゃ飽き足らず彼らにとうてい受け入れがたいことを、無理強いさせたのだ。
つまりタブーを犯させること。
まずは支配し、そして殺害する…。

うーん。ここまでは引き込まれ興味津々に読んだのだが、犯人の正体が分かり、動機が単なる個人的な恨みからきていることを明かされ始めたところから、なんだかつまらなく退屈になってきちゃってね。
単なるアタマのおかしな女の犯罪じゃ単純すぎて。
ラストはパラパラとめくりちゃっちゃと読み終えました。

うーん。わたし的には★★★星3つかな。

by rampling | 2014-04-02 20:19 |

その日、アメリカ大使館の前にはヴェトナム戦争反対のデモ隊が騒ぎを起こしていた。そしてそれと同時刻にストックホルム市中で八人が殺され、一人が瀕死の重傷を負う事件が起きていた。
やがてその重傷者もナゾの言葉を残し死んでしまう。
九人の被害者の内一人は警官で、この事件の捜査をしている主任刑事マルティン・ベックの部下のステンストルムだった。
彼はなぜバスに乗っていたのか。

「事件の概要はこうだ。スオミ三十七型機関銃を抱えた人間がバスに乗り込み運転手と乗客合わせて九人を殺した。九人に互いの関係はない。たまたま同じバスに乗り合わせていただけと思われる。だが乗った人間には動機がある。偶然にそこにいた九人の人間を殺す動機があるはずがない。つまり目的は九人の中の特定の人物だ。」
やがて狙われた人間はステンストルムだと判明する。
だが、彼がなぜ?

タイトルが笑う警官とあるので、アレもしかしたら犯人は警官なのと思っていたが、さにあらずそれは単純な理由からきていたのね。
うーん。これは星★★★3つかな。
最初はナゼだ、ナゼだと興味をもって読んでいたのだが、ラストあたりになるとなんか退屈してしまったわ。
ヴァランダーのような深みはなく余韻も残らず。まあ、普通に面白かったです。
これはお正月に読もうと思って買っておいた本の1冊なの。
ほかにこれらの本も買ってあります。
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by rampling | 2013-12-13 15:51 |

わたしはJミステリーは2時間ドラマを見ていてもつまらないので全然といってよいくらい読まないのだが、新聞に夏休みの推薦本としてミステリー部門ではすでに読み終わったルース・レンデルの「ロウフィールド館の惨劇」と逢坂剛の「百舌の叫ぶ夜」の2冊が載っていたの。
逢坂剛さんは週刊ブックレビューによく出演していて、いつ見ても明るい爽やかな人で好いなあと思っていたので、買って読んでみたの。

紹介文より。
「能登半島の突端にある孤狼岬で発見された記憶喪失の男は、妹と名乗る女によって兄の新谷和彦であると確認された。東京新宿では過激派集団による爆弾事件が発生、倉木尚武警部の妻が巻き添えとなり死亡。
そして豊明興業のテロリストと思われる新谷を尾行していた明星美希部長刑事は…。錯綜した人間関係の中で巻き起こる男たちの宿命の対決。その背後に隠された恐るべき陰謀。迫真のサスペンス長編。」

タイトルからして最初は鳥の百舌かと思っていたのだが、「百舌は奥歯を噛み締めた」とあり、ノンキなわたしはへー鳥の百舌も奥歯を噛み締めるなんてことがあるんだと感心していたら、コレが人間で殺し屋だったのよ。(^.^)

百舌が命を狙っていた筧という男が通りで浮浪者に絡まれていた女性の三人組を助けようと駆け付けた時に爆弾が破裂して筧と一人の女性が死亡する。
殺害された筧は極左「黒い牙」の幹部で、巻き添えになり死亡した女性は本庁公安部の倉木警部の妻だった。

被害者が倉木警部の妻であるために彼は捜査から外されるのだが、裏で事件をいろいろ調べ上げていくうちに豊明興業という会社は裏で汚い仕事を引き受け処理しているヤクザだということが分かる。
同時に豊明興業の経営するパブ・リビエラの店長でありこの爆弾事件を請け負った右翼のテロリストである新谷和彦は突然行方をくらまし、その後記憶喪失の男として現れる…。
新谷のテロの対象が筧だったとすれば、話のつじつまは合う。
だが、これは公安上層部の男の個人的な復讐であると同時に警視総監への道が開かれるために引き起こされた事件であるのだが、次から次へと「えーウソ!ホント?」と驚きの真実が明らかになり、面白いのだが、現在の記述と過去の記述が交差して進むので、あたまのトロイわたしはアレこの男は死んだはずなのにナンデまた出てきたの?と戸惑ってしまうことも数々あり、すんなり読めるという感じじゃなかったわね。
その意味で星★★★3つかな。
でも倉木警部という男はとても魅力的な男で惹かれたわ。
フィリップ・マーロウみたい。
最近読んできた海外ミステリーに登場する男はなんかチャラ男でイマイチだったものね。

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by rampling | 2013-09-28 16:50 |