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《埋もれる殺意~39年目の真実》

録画しておいた《埋もれる殺意~39年目の真実》をちょっと前に見終えたのだが、なんだか、いろいろ考えさせられるドラマだったわね。

地下室で発見された白骨遺体。容疑者は4人。39年前の未解決事件の真相に、刑事キャシーが迫る!

とあったので、4人が共謀して殺人を犯したのかと思っていたら、彼らに横の繋がりは無く、ただ殺害されたジミーと面識があり、彼の残された手帳に彼らの名前があったということ。

だが、殺人を犯さなかったにしても、この一つの事件をきっかけに、4人がそれぞれに抱えてきた秘密、消してしまいたい若き日の過ちが、白日の下に晒され、それぞれが今まで積み上げてきたものが、いとも簡単に崩されていく。

犯人は4人の内の1人の妻で認知症で起訴されることなく、施設送りとなる。
だが、殺人者の息子になってしまった無念さからか、彼女は息子の1人に死ぬまでいやがらせを受けることになる。
気味の悪い顔で「また来たよ」とやってくる息子。おお恐い。
たとえ、罪を逃れられたとしても安楽ではない。

このドラマでは、過去に自分のやったことを悔い改め、許しを請う人間は最後には救われるが、どこまでも往生際が悪くシラを切り続け殺人を犯してまでも自己保身を図る人間は最後には自殺し果てることになる。

警部キャシーは父親との対話で、「殺人犯は絶対に逃さない。昔だからと言って罪は軽くなるの。だって罪は罪でしょ。

たとえどれだけの時がたとうが、事件に関わった人たちや、その人達を覚えている人達がいる以上私達は真剣に向き合う責任があるはずでしょう。どんなに昔の事件であっても。」と息巻いていたのだが…。

それに対しての父親の言葉。「どうかね。もう過去の事だろ。ほぼ歴史だ!」

キャシーの言うことは正しいが、父親の言うことにも一理ある。

事件が解決し、意外な人間が犯人であったということ。
キャシーも、なんだか、気の毒に思えるのという言葉をつぶやくことになるのだが。

しかし、あくまでも捜査の一環だとしても、他人の消してしまいたい過去を白日の下に晒してよいものだろうか。
彼等の過去は倫理的に問題だとしても犯罪ではない。
キャシーというか警察は、そのことに対しての感受性は持ち合わせていないのだろうか。




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我が家の萩ちゃん。

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by rampling | 2018-09-09 20:21 | 映画 ・ドラマ

わたしの思ったこと、感じたこと、観たドラマのことなどなど。


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