レオ・ブルースの「ハイキャッスル屋敷の死」を読み終えました。

今日は寒かったわね。ブルブルよ。
昨日、今日とHは友人達と飛騨高山へ旅行に行き留守だったので、これ幸いと最低限の家事をこなし、後はタランコしていました。
先ほど帰宅しましたが、向こうも寒かったようです。
寒がりのわたしは冬は冬眠です。

レオ・ブルースの「ハイキャッスル屋敷の死」を読み終えました。
星3つ。★★★。

キャロラスが事件に首を突っ込むことを異常に警戒しているゴリンジャー校長から珍しく捜査の依頼を受けたキャロラス。

校長が言うには、学生時代から交流のある、ロード・ペンジから手紙が届いた。彼の命を脅かす匿名の手紙が多数届き、悩んでいる。
警察を呼んだが、単なる偏執狂からだろう。こんな者はどこにでもいる。と真剣には考えていないようだ。

校長は彼と会った時にキャロラスが解決した事件のことを吹聴したらしい。
キャロラスは死体が出ない限り自分には興味のない事件だと断るのだが、その後死体が出て、しぶしぶ協力するハメになる。

この時の二人の会話が可笑しくて笑ってしまったのだが。

「いつかのあの件だが…ロード・ペンジの…実に恐ろしい事件が起きた…」「とうとうやられたのですか」キャロラスは穏やかに尋ねた。「いやいや。ありがたいことに、そうじゃないー少なくともまだ。そう、幸いにも秘書が間違えられたのだ。実はロード・ペンジのオーヴァーコートを着ていた。

射殺されたのだよ、ディーン君、射殺だ!死んだんだ!しかもまさにハイキャッスル屋敷の敷地内で!」「"幸いにも"というようなことをおっしゃいましたか、校長?」「わたしはーその、この状況で相対的な意味で言ったのだ。

国家はロード・ペンジのような器量の持ち主を失うわけにはいかない。もちろん、秘書のことは悲劇的だ。実に有用な人物だったと思う。しかし、射殺されたのがロード・ペンジだったとしたら、どう感じるか想像したまえ」「ええ。想像はできますよ。」キャロラスは言った。ゴリンジャー氏は皮肉に気づかなかった。

最初の部分で、真のターゲットはロード・ペンジではなく、秘書のラチェットだと見当がついたのだが。
いつ自分が殺されるかもしれないのに、当の本人ロード・ペンジは泰然自若の構えでと疑問を抱いて。

しかし、読んでいてページ数の半分ぐらいまでがハイキャッスル屋敷の当主や家族や使用人や近所の人々への根掘り葉掘りの聞き込みが続き、アレコレ情報過多で思考がまとまらず、物語もなかなか展開していかないので、イライラしちゃって、終いには訳が分からなくなっちゃった。

それが半分過ぎてからキャロラスは犯人の確定はできていると、いきなり行動を起こし、解明していくのだが。
自分だけで了解しているんじゃなくて、もう少し読者にもヒントを与えてくれなくちゃ。推理できないじゃん。
という訳で星3つの評価。

でもプっ!と笑わせるところが結構あり、やはりレオ・ブルースは好きね。
それとカーカー夫人の名を目にする度にカラスを連想し、どうしてもニンマリしちゃったわ。(^^)

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by rampling | 2018-01-30 21:03 |