わたしはオースティンが大好きなので、ペンギンリーダーでコレを見つけた時は嬉しかった。
本の内容をちょっとだけ。
若き日に互いに愛し合い結婚を誓った相手のウェントワースなのだが、ヒロインのアンは結婚を危ぶむ回りの大人の意見に説得されて彼との婚約を断念する。
傷心のウェントワースは去り、そして8年の歳月が流れやがて二人は再会する。
さて後は自分で読んでみてちょうだい。
女の子ならばオースティンは絶対に気にいるはず。
殿方には多分「ケッ!」の感想を持つ人が多いかもね。
センテンスさんの日記の《風と共に去りぬ》や《マイ・フェア・レデイ》の感想を読んでみるとケチョンケチョンにけなされているもの。
男どもには分からぬ女心なのよ。イヒヒ。ま、そこのところはお手やわらかに。
オースティンの代表作は《Pride&Prejudice》(高慢と偏見)なのだが、他にこの《Persuasion》(説得)その他《Sense&Sensibility》(知性と感性)《Emma》(エマ)
《Mansfield Park》(マンスフィールドパーク)等が有名だが、皆それぞれに好いと思う。
映像ではわたしは先にBBC Classic Dramaシリーズのビデオを揃えたのだが、ビデオの(知性と感性) と(エマ)はDVDとは出演者が違うが、内容的にはこちらの方がわたしは好いと思う。
後になって同じ作品のDVDを揃えたのだが、美術的にはこちらの方が好いかな。
しかしPersuasionはビデオしかないのが不思議ね。それも英語版だけ。
わたし71年度版のと96年度版のを二つ持っているの。
これはちょっと自慢。
オースティンのこれらの作品はBSでも放映されたので、すでに見ている方もおありでしょうが、未体験の方は、ま、本を読むのも良し、映像で楽しむのも良し。一度体験してみてくださいな。