北欧ミステリー。

AXNミステリーで1月に放送されたスウェーデンミステリードラマ、カミラ・レックバリ原作の「エリカ&パトリック事件簿」が面白かったので放送されていない彼女の第1作目である「氷姫」が読みたくなり買って1月の29日から夜1時間程読み継ぎ只今読み終えました。
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「海辺の古い邸で凍った美しい女の全裸死体が見つかり、小さな町を震撼させた。
被害者が少女時代の親友でもあった作家エリカは、幼馴染の刑事パトリックと共に捜査に関わることに。
20年以上疎遠だった親友の半生を辿ると、恐るべき素顔が覗く。
画家、漁師、富豪……町の複雑な人間模様と風土に封印された衝撃の過去が次々明らかになり、更に驚愕の……。
戦慄と哀歓。」

ここから先はネタバレありなので、まだ読んでいない人は読むべからず。(^.^)
最初からぐんぐん引きこまれ面白いなあと思い読んでいたのだが、ラストがちょっとなあ。
殺人の動機と犯人がね。

もっと複雑な陰影のある心理の果ての殺人というか、もう少しどうにかならなかったのかしらね。
殺された女の決意で自分と息子が不利益を被るという世間体を考えての殺人とはね。単純というか。そんなんで人を殺せるんだ。

それにあの冷たく美しい氷づけの美女の死体のイメージからもっと複雑な内面を持つスマートな男の犯罪だと思っていたのだが。
ナンの色気も無い凡庸なオバチャンのソレだったとは。イメージ狂っちゃうなあ。
そして最後にニルスの突然の失踪の謎が解明されるのだが。これもドラマや映画でよくみる隠された子供の犯罪というか。

それからエリカとパトリックの馴れ初めなんかも語られています。
ということで感想としてはまあまあですね。

ドラマ化された「説教師」「悪童」「死を哭く鳥」は犯人が分かっているので読む気がしないわね。
次に読む本はもう買ってあるのだが。さあ、どちらから読もうかしら。

レーナ・レヘトライネン「雪の女」創元推理文庫。とヘニング・マンケル「ファイァーウオール」上・下。創元推理文庫。
「氷姫」は集英社文庫で活字が大きくて読みやすかったのだが、創元推理文庫は活字が小さくてなんだか読み難そうだわ。

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by rampling | 2013-02-09 22:17 |