石油ストーブは片付けてしまい電気ストーブを出したが、寒がりのわたしは寒くて縮こまっています。
わたしはブログとは別に簡単な出来事を記す10年日記をつけているのだが、昨年のを見るとやはり寒い日が続いてガソリンスタンドで灯油を買ってきたみたいよ。
チャーちゃんも寒くて膝掛けに包まってしまったわ。
寒いので動かずに朝からビデオを見ていたが、NHKのドラマ《マドンナ・ヴェルデ》が面白そう。
このドラマは代理出産をテーマにしているらしいが、人間観察が好きなわたしとしては登場人物達の口から吐き出される言葉に興味を持つのね。
性格が見事に反映されていて面白いの。
なるほどなあ多分この人物はこういう人間なのだろうなあと想像するのが楽しいのね。
特に長塚京三演じる俳句の会の先生の身も蓋もない辛辣な物言いが好いわね。
大抵の人は自分を良い人間だと思い込んでいて自分の意地悪さや曖昧さやいい加減さにてんで気がついていないが、この先生は自分の辛辣さやきつさを十分に心得ていて正直にきもちを発信している。
客観性があり、自分の美点も欠点も承知していてそういう自分に納得しているから陰口をたたかれようが他人の言葉に一々傷つくことも無く言うも良しと意に介さずそうかそうかと平然と受け止めきもちに余裕がある。
わたしはその場しのぎの優しい言葉で慰め好い気になっている安っぽい善人よりは辛辣で厳しくとも真の情のある先生のような人間の方が信用できそうな気がする。
愛なんて感傷じゃなくて意志だからね。
この先生は主人公である理性や知性よりも情を前面に押し出した普通のオバサンの母親に好意を抱いているようだが、果たしてこれからどのような展開になっていくのかしらね。
楽しみだわ。
Hは朝の散歩で泉蔵寺のチューリップを見て来たので写真を載せておきます。