リンリー警部シーズン3も始まったし、クリスティのフランス版「ル・テスク家の殺人」も1話を見た限りだがなかなか面白そう。
内容は事件なんかめったに起こらないのどかな町で、ある日突然名家ル・テスク家の当主が殺される。
その日はこの当主の誕生日を祝う為に家族総出で集まっていた。
人を人とも思わない傲慢で横暴で皮肉屋でむしろ他人に憎まれるのを楽しんでいるようにも見える当主。
家族や使用人の皆に嫌われていて殺されても当然な男なのである。
1話では事件が起こる前日の家族と使用人の様子が克明に描かれ、家族や使用人のそれぞれの思惑が渦巻く重苦しい不穏な空気の中で進行していく。
4話完結なのだが、毎週楽しみ。
9月はアガサ・クリスティ 生誕120周年記念特集で、ポワロやミス・マープルが登場しない4作品が放送されるみたい。
「忘られぬ死」
「蒼ざめた馬」
「七つのダイヤル」
「なぜ、エヴァンズに頼まなかったか?」(前・後編)
それとフランス版の
「ABC殺人事件」
「無実はさいなむ」
「動く指」
「エンドハウスの怪事件」も。
ル・テスク家の殺人でお馴染みのラロジエール警視とランピオン刑事がシリーズを通して出演するらしいわ。
さー、今度こそレコーダーが過ちを犯さないように願いながら楽しみに待ちましょう。
なにせ全部録画して保存するんだから。
我が家のレコーダーは前科があるから信用ならないの。(^.^)