いつも週末はのんびりしているのだが、今日は朝から雨なのでなおさらタランコしています。タランコ大好き。
朝のコーヒータイムには昨夜放送された世界フィギュア男子ショートを見ていました。
今夜はフリーがあるので楽しみです。
今は昨夜録画しておいた「JーPOP青春の’80」を見ながらじゃなくて聴きながらコレを書いています。
ドラマはマープルも終わりさびしい限りね。今回のマープルは「殺人は容易だ」「青いゼラニウム」「チムニーズ館の秘密」は単純に面白かったわ。
「蒼(あお)ざめた馬」が一番面白かったかな。
好青年が犯人であると名指しされてから仮面が剥がれみるみる残忍で酷薄な顔付きに変わっていく様子がスゴみがあったわね。
いつもは静かで穏やかなマープルが犯人に対して鋭く切り込んでいくのも珍しかったわ。
これは前に別バージョンを見たのだが、それよりも良かった。
「鏡は横にひび割れて」は室内のインテリアを楽しめたし。
テレビで有名芸能人のお宅訪問となると揃いも揃ってロココ風のちゃらちゃらしたインテリアなのだが、わたしはむかしから落ち着いた重厚な雰囲気のブリティッシュスタイルが大好きなの。とにかく陰翳があるでしょ。谷崎の陰翳礼讃よ。(^.^)
だからマープルの自宅や女優マリーナ・グレッグが買い取った屋敷のインテリアを拝見するのは楽しかったわ。
「チムニーズ館の秘密」はフィンチ警部(スティーヴン・ディレイン)のからかうような皮肉な目付きや落ち着いたたたずまいが素敵で好い男だなあとシビれてしまったわ。
さり気なくネクタイを直すキザなところも好いし。
今回ポワロとマープルを見ていてわたしはやはりマープルの方が好きでより楽しめるみたい。
8作を一通り見たが、もう一度旧作を含めじっくり見たくなったわ。
マープルはジョーン・ヒックソン、ジェラルディン・マキューアン、ジュリア・マッケンジーと役者は違えどそれぞれみな好いわね。
ウィキペディアには「ノンシリーズなどをミス・マープルものとして大胆に改変、製作していることについては賛否評価が分かれる」とあるが、わたしは拘ることは無いと思う。どんどん改変し、役者を変えてもわたしが生きている限りずーっと続いてくれることを願うわ。
さあ、今シリーズもダビングして保存しておきましょう。